このページをご覧になられているあなたは行政書士試験に合格し求人を探していることだと思います。
私は平成28年に行政書士試験に合格しました20代半ばの男性です。
苦労して行政書士試験に受かった。
行政書士試験に受かって行政書士有資格者になった私は「さあ働こう!」と意気込みました。
いざ資格を活かそうと仕事を探してみるが求人情報が見当たらない
独立開業をするにしても、どうすれば良いのか分からない。
あなたも、そういう苦労をされるかもおもしれません。
私は以前、何ヶ月にも渡り行政書士に関する求人情報を見てきましたがほとんどありませんでした。特に地方では全くといっていいほどありません。
ですが、探してみれば働き方は何通りかあります。それでは行政書士有資格者の働き方や就職・転職情報を紹介します
目次
行政書士として働く5つの方法
①行政書士資格事務所で働く
正直なところ、行政書士試験に受かったところでどうやって仕事をして良いのかわかりません。
「いきなり開業するのは不安」という方は行政書士事務所で働くのが良いでしょう。
一度、事務所で働くことによって仕事のノウハウを学び、そこから独立開業します。
▽行政書士事務所での働き方は以下のとおり
- 行政書士登録をして行政書士事務所で使用者として働く
- 行政書士登録はせず行政書士事務所で補助者として働く
- 行政書士法人、行政書士として働く
①使用者として働く場合は、行政書士として雇われるということです。この求人は東京や大阪以外ではほぼないです。
②補助者として働くが、行政書士事務所で働く現実的なケースだと思います。業務内容は、事務作業がメインです。
③また、求人こそ多くはないものの行政書士法人で働く手段もあります。この場合、雇われるというよりは独立した行政書士の集まりになります。
②すぐに独立開業する
合格後にすぐ独立開業をして事務所を開くという方法です。
ただ、知り合いの予備校講師が「行政書士ほど実務と試験内容がかけ離れているものはない」と言っているように、合格をしただけではいきなり独立開業して仕事をするのは難しいでしょう
結局のところ営業力やコネクションが必要になります。
営業の経験もコネクションもないという方は、まず行政書士の開業セミナーや行政書士実務講座を受講されるといいでしょう。
>>LEC〜実務スタートアップ講座 ~10時間で押さえる!行政書士実務の初歩の初歩~
③行政書士資格取得者で一般企業へ就職をする
行政書士の知識を活かした就職というのは、一般企業への就職です。法律知識がある人として、書類作成のスペシャリストとして働くこと。
珍しいケースですが、法務部や総務部などに配属されることもあります。業務の一環として、行政書士的な業務も行います。特許事務所や会計事務所、税理士事務所、司法書士事務所で働くという人も少数ながらいるそう。
大きめの会計事務所では行政書士業務も行っているところもあるため、会計事務所の求人をチェックするのもよいかもしれません。
実際、会計事務所、司法書士事務所、税理士事務所の求人では、行政書士有資格者は一般の人に比べて優遇されやすいです。
④公務員として働く
行政書士の資格を就職で一番活用できるのは公務員でしょう。
行政書士資格取得者は地方上級・国家一般程度の法的知識があるとの保証になるため、資格を持っていない一般の人よりも優遇される傾向があります。
⑤講師として働く
行政書士受験生は平成28年度時点では41,053名います。まだまだ受験界の需要はあります。
そこで予備校で行政書士試験講師として働くという道があります。
大手の予備校であれば、LEC、TAC(Wセミナー)、伊藤塾、大原が有名でしょう。たまに求人があるので、定期的にチェックすると良いかもしれません。
また、▽家庭教師型の講師があります。
>>>【サイタ】行政書士講座(資格試験対策)|無料体験レッスン実施中
いきなり講師として多くの生徒前で授業するのは心配という方でも、マンツーマン形式から講師を始められます。
実際自分が行政書士有資格者として就活してみてどうだったか
東京・大阪・名古屋以外では求人が壊滅的にありません。
ちなみに私が住んでいるところは福岡ですが、行政書士の資格取得者の向けの求人はありませんでした
東京・大阪には及びませんが、福岡は全国的には大きな都市です。
ですから、就活を始めた当初は求人はあるだろうと考えていました。しかし、何ヶ月と求人情報を見ても全く見つかりませんでした。
私が苦労して取った資格は社会的には需要がないのかと落ち込みました。
なんとか見つけるもののハローワーク掲載の求人で1〜2件その募集内容は行政書士補助者のみ。補助者は資格がいりません。
行政書士補助者は事務職補助員として働きます。
行政書士補助者は一般の事務と仕事の内容はほとんど変わりません。
行政書士実務研修センター
こちらは転職サイトではありませんが、有益な求人情報を掲載しているサイトです。
行政書士の求人情報は、大手の行政書士事務所・行政書士法人を除けば基本的にハローワークや非公開求人に掲載されることが多いです。
というのも、行政所持事務所の多くは個人事務所であったり中小規模な事務所であることが多いから。
個人事務所や中小規模事務所での求人情報をさがすのであれば、行政書士実務研修センターがおすすめです。
▽公式サイト
>>>行政書士実務研修センター
行政書士以外の働き方を目指してもいいかもしれない
行政書士試験に合格しているということは、合格率10%前後の難関の国家資格に受かっている優秀な人材という証になります。
それに最低限の法的知識はあると担保されています。
しかし、自分の知っている業界以外の就職先を探すのは非常にめんどくさいことでしょう。探しても探しても見つからない。
また、意外な業界で行政書士が求められている可能性もあります。
そこで、転職サイト・転職エージェントサイトに登録すると良いでしょう。おすすめの求人情報や、ここでしか掲載されない情報があります。当然ながら行政書士の求人もあります。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイトと転職エージェントの大きな違いはキャリアアドバイザーがつくか、つかないかが大きな違いです。
無料で登録できる転職サイト
これから紹介するものは、簡単な入力で、すべて無料で登録できます。
まず登録をしてみて自分の可能性を発見してみてください。
思っている以上に求人はゴロゴロとありますし、いろんな業界で法的知識がある人が求められています。
転職サイトのメリット・デメリット
転職サイトは、気軽に登録でき、自由に時間を使え、手軽に転職活動をすることができ、幅広い求人情報を得ることができます。転職エージェントと違ってキャリアアドバイザーとのやり取りがないからです。
裏を返せば、転職活動を全部自分でやる必要があります。企業とのやりとりや履歴書・職務経歴書・面接対策をすべて自分でやるのはなかなかしんどいでしょう。
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あと気になるのが自分の現在の年齢・能力・職歴で市場が想定する年収がどれくらいあるか
私もやりましたが、500〜600万の市場価値があり、オファーも毎日のようにきました。
学歴も高くなく、社会人経験もそれほど豊富でない私に500〜600万円の市場価値があったのはうれしかったです。
就活・転職活動していると自分だ誰にも求められていないのではないかと卑下してしまいますが、これだけオファーが来て、市場価値が高いと判定されるとうれしいですね。
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2017/09/26現在の求人情報を見てみると、行政書士法人の行政書士募集、法務部求人での行政書士有資格者優遇がありました。
行政書士合格者であれば「行政書士有資格者」と検索すれば良い案件がヒットしやすいです。
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転職サイトまとめ
どれも無料で利用できます。登録だけでもしておいて、気になったものをチェックするのが良いでしょう。
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