頭のいい人になりたい。溢れ出るようにアイデアを出したい。頭の良い説明をすらすらできるようになりたい
私にはそんな願望が昔からありました。
ゼロ秒思考というベストセラーになった本があります。著者は世界的に有名なコンサル会社マッキンゼーで14年間勤務をされている赤羽さんです。
「0秒思考」、メモ書きによって思考と感情の言語化をトレーニングすることで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心も鍛えられるというもの。
0秒思考を実践すれば以下の効果が得られます
- 「打てば響くような会話ができるようになった」
- 「自分に自信がついた」
- 「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
- 「嫉妬やパワハラに負けない精神力が身についた」
- 「自分の気持ちを素直に伝えらえるようになった」
ちなみに赤羽根さんはA4用紙1枚を1分の速さで、毎日10ページ以上書くそうです
0秒思考のやり方
0秒思考のやり方を簡単ですが紹介します。
▽著書によると0秒思考のやり方は以下の通り。
- A4用紙を横置き
- 1テーマ1ページ
- 1ページに4-6行
- 各行20字-30字
- 1ページを1分以内
- 毎日10ページ書く
▼画像にするとこんな感じになります。
コツは考えない。思いつくモノをひたすら吐き出す、スピードが大事
考えるなとにかく頭に浮かんだ文字を素早く「書け」「書け」「書け」「書け」「書け」!
赤羽さんとにかく「考えず頭に思い浮かんだことを素早く書くことが大切」だと述べています。
アイデアを生み出すのは理性(思考)ではなく、直観と感覚。
考えても考えてもアイデアがでないのは、頭の使い方を間違えているからでしょう。
考えない。質の良し悪しを考えない圧倒的な量のアウトプットが大事です。
アイデアは「石」の集まりから生まれる
アイデアをたくさん書き出しました。ただ書き出した、羅列しました。
書き出したアイデアは思考の断片を切り捨てた「石ころ」のように思えます。
ただただ思考の断片を紙に書き出しただけ。
吐き出されただけの思考は、磨き上げたされたダイアモンドのように光るアイデアには思えないでしょう。
点と点をつなげよう
スティーブジョブスが、スタンフォード大学の卒業式スピーチで、過去を振り返り「点と点をつなげる」ことの重要性を述べました。
スピーチの全文はこちら>>>「「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳 :日本経済新聞」
自分の書いたもの・やってきたことが、その過去の時点においては、つまらないもの意味をなさないものであったとしましょう。
しかし、未来から振り返えれば意味をもった「線」にすることができます。「石」を「玉」にすることもできるでしょう。
どんなにつまらないアイデアも、それが誰かの刺激になる可能性がある。そこに大きな価値がある。
また、自分で点と点をつなげることができなくても、他人が点と点つなげることができるかもしれません。「石」が「宝石」なるかもしれません。