どうも、たいぞーです(@taizo_chan)です。
あなたは「バカにされた」ことがありますか?
短くも長くも、生きていれば必ずあるでしょう。
ネットで炎上したというレベルのものでなくて
友達が陰口を言っていたのを聞いた、というものでも。
そのたびに、傷つき、へこみ、落ち込んでいても仕方がありません。人生は有効に使おうとすれば短いのです。
そんなことはわかっている!とも思うかもしれません。
でも気になるでしょう。そこで「馬鹿にされる理由」がわかれば気にならなくなります。
ではこれから、ゲーテの至言を紹介します。
ゲーテの他の格言・名言が知りたいのであれば「ゲーテの格言・名言|10000冊の本より1冊のゲーテを読め。|Time Hacker」をどうぞ(*^^*)
(以下、ゲーテとの対話 上 (岩波文庫 赤 409-1)から引用)
ゲーテ
ゲーテ〖Johann Wolfgang von Goethe〗
(1749〜1832)ドイツの詩人・作家。「若きウェルテルの悩み」などで、シュトゥルム-ウント-ドラング(疾風怒濤)運動の旗手として活躍。シラーとともにドイツ古典主義を完成。また、自然科学の領域でも業績をあげた。戯曲「ファウスト」「エグモント」、叙事詩「ヘルマンとドロテーア」、小説「ウィルヘルム-マイスター」、自伝「詩と真実」、自然科学論集「色彩論」など。
引用元:大辞林 第三版
1 あなたに対して”無知”である
無知ゆえの敵がいる。私を理解せず、無知ゆえに私を非難する連中だ。
私の人生において、こういう手合いはかなりの数にのぼり、私をうんざりさせてきた。
けれども、この手合いは自分のやっていることの意味を知らないのだから、まず許すこともできよう。
よく知らない、理解していないからバカにします。
知ってもいなければ、理解もしていない人にわざわざ労力をさく必要はありません。言わせておけばいいのでしょう。
外見や言葉といった表面的な浅い部分を過剰にとらえてバカにします
バカにしてくる人が、友人であったとしても、大して考えもせずに発言したことでしょう。だれだって勘違いはするわけです。
2 あなたに”嫉妬”しているから。
数の上では多数いるのが、私を嫉妬する連中だ。
私が、幸福であり、私の名声にけちをつけて破滅させようと躍起になっている。
私が不幸であり、みじめであったら、敵になどまわらなかっただろう。
- 嫉妬
- うらやましい
- 自分より優れている
そんな理由であなたをバカにします。
そんな手合いには、こう言ってあげましょう。
「ありがとう私はもっと頑張るよ」と。
あなたが嫉妬や中傷されているとき、無視をするのがよいです。誹謗や中傷をするかたは、される方より状況が悪い人のほうが多いのです。
あなた自身が優れているから嫉妬や誹謗をされるのです。むしろ逆にお礼をいうくらいでいいのです(参考:鈍感力 (集英社文庫))。
3 あなたを”憎んでいる”から
自分の成功がたいしたものではなかったので、敵にまわった連中がいるが、この数もたいへんなモノだ。
中には、天部の才のある人間もいるにはいるのだが、私のせいで冷や飯を食わされる破目におちいったといって、憎んでいるのだ
例えば、あなたが仕事で、何かしらの成果をだすとします。
営業成績が1位であった。試験で合格した。
動画をYouTubeにあげたら人気者になった。
そんなあなたの成功・結果・能力がうらやましいからバカにしてきます。
4 あなたにバカにされる”理由”がある。
- しかるべき理由があって敵にまわった連中がいる。
私も人間である以上、人間としての欠点や弱点も持っているから、書いたものにもそれが現れざるをえない。
しかし、私は自己形成に真剣だったし、たえず、自己の改良を目指して働いてきたおかげで、着実な進歩をとげてきた。- 私がとっくに精算している何らかの欠点を見つけては、よく私を非難したモノだ。
こういうお人よしの連中は、一番、無害な敵といえよう。
何里も先を行く私のうしろから、矢をいかけてきたのだから。
概して私は、作りあげてしまった作品には、かなり冷淡な方だった。
いつまでもそれに執着しないで、すぐに、新しい作品のプランを練った。
きちんとした理由があってバカにしてきます。
今までの中で一番まともです。
あなたの弱点、欠点を分析してバカにするわけですから。
バカにしてくる手合いは、過去の未熟なあなたをバカします。
でも、今のあなたを見ていません。
そんな、何十キロも後ろから矢を射ようが、槍を投げようが、鉄砲を撃とうが痛くもかゆくもありません。相手は現在のあなたを見て、攻撃してくるわけではありません。
こんな手合いにもこう言ってあげましょう。
「ありがとう私はもっと頑張るよ」と。
5 あなたの”意見と食い違い”がある
さらに多くの連中は思考方法が真向から食いちがい、意見が相違したために、敵にまわった。
木の葉っぱにしたって、寸分違わぬ葉など二枚とないといわれるくらいだから、千人の人間の中にだって、その心ぐみや思考方法においてぴったりと一致する者など二人といないだろうこうと仮定すれば、
敵の数が多いことに驚くというよりは、むしろこれほど多くの友人や味方を持っていることを驚く方が当然だよ。
考え方がちがう。もうこれは仕方ありません。
これは相容れません。
何を大切にするか、大事にするかがそもそも違うのです。考え方が違うのです。
人それぞれ考えがあります。食い違うことの方が多いでしょう。
しかし中には相性の良い人もいる。
そういう人を大事にしましょう。
おわりに
まとめますと、
あなたを見ていない、知らない、理解していない
からバカにされるのです。
自分をよくも知りもしない人に労力を使うことはありません。
そんな手合いには「はいはい、ありがとありがとう」と受け流しましょう。
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