やる気はあるのにやる気が出ない。
やる気とはなにか?
私たちが、スマートフォンをいじったり、テレビを見たり、仕事をするのにやる気が必要でしょうか?
やる気がなくても出来てしまいますよね
では、なぜ「やりたいと思っていること」「やらなければいけないと思っている」ことだけが出来ないのでしょうか
部屋を片付けられない。片付けることが良いことだとわかっているのに片付けられない。なぜでしょうか?
原因は3つあります。
動き始められない原因
①なにをするか行動が明確になっていない
②やることのハードルが高い
③行動をして得られる効果がはっきりしていない
目次
やる気とは、目の前に食べやすいサイズの餌をぶらさげること
何をするか、行動が明確になっていない
①の「何をするかという行動の目標がはっきりしていない」というのは、をやると「これをする!」といったものがはっきりと決まっていない状態です。
やらなきゃいけないとわかっているのに手を付けられないのは、何をするかはっきりしていないからです。
例えば、部屋の掃除をするというタスク(課題、作業)の場合。
何をするか文章からわかりません。
この状態で掃除を実行するにはやることが大きすぎてふわふわしています。
具体的なタスク、すぐに動き始められるタスクに分解する必要があります。
タスクを分解しろ!そのタスクは食べやすいサイズになっているか
②やることのハードルが高いとは、タスクが大きすぎることです。
すぐに動き始められるようにするためには、簡単なタスクに分解する必要があります。
文章を見てすぐに行動できるくらいにシンプルで簡単なタスクにしなければなりません。
例えば、部屋を掃除する。
一見、簡単な用に思えますが、多くのタスクが組み合わさっています。
机周りを片付ける、散らかっているものを一箇所に集める、捨てるものと捨てないものを分ける、掃除機をかけるなど。
1つのタスクに、わかりやすい行動に分解していきます。
人はマルチタスクが出来ない。シングルタスクを徹底しろ
人は一度にいろいろなことを考えるのが苦手です。1度に同時のことを考えられません
一度に同時のことをやるマルチタスクは、考えていること意識していることを切り替えているだけ。
そして、マルチタスクは脳に負担がかかるため疲れてしまいます。
疲れること、めんどくさいことを人はやりたがりません。
やることが増えていくと、意識すること考えていくことが増えていくため、行動をすることが面倒くさくなります。
これが「やらなければいけないのに」行動ができない大きな原因の1つです。
1つだけのシンプルなタスクのリストを作って、それを1つずつ実行していけば部屋の掃除が完了するようにします。
すぐ得られる利益が目の前にあれば人は動く
③行動をして得られる効果がはっきりしていないとは、「〜〜をすれば〜〜を得られる」という公式が出来ていないことをいいます。
私たちはなぜついついスマートフォンを特に意味もなく触ってしまうのでしょう?
ついついスマートフォンを見てしまう理由は、スマートフォンを触ればSNSが見られる、ゲームができる、LINEができると言ったわかりやすい刺激や反応があるからです
「スマートフォンをさわる=新しい情報を得られる、刺激が得られる」といった「食べる=お腹が膨れる」のようなわかりやすい公式があるからです
同じよに何かやらなければいけないときも、〜〜をすれば〜〜を得られるというように、目の前に餌をぶら下げる必要があります
タスクを分解するこつ
タスクを分解していくのは深く考える必要はありません、思い浮かんだことをひたすら紙に記入したり、パソコン・iPhoneのメモに記入すれば良いのです。
綺麗なリストを作る必要はありません。
雑な字で、必要だと思うことを思い浮かんだことをさっさと書いていくのです。
そしてリストを作ってとりあえず掃除をしてみると、色々と足りないモノ、書き足さなければいけないものが発生してきます。それも紙やメモ帳に書きましょう。
その状態でとりあえず掃除をしてみましょう
実際に、掃除をしてみると、前もって作ったリスト、書き出したもの以外に思いつくことがあるはずです。
お皿を洗うというタスクを実行していたら、ゴミ箱がパンパンになっていたのに気づいたり、調味料が切れていたの気づいたりするわけです
とりあえず、メモに書いておきます
掃除が終わると、掃除をするのに必要なタスクの一覧表が出来上がります。
出来上がったら、どの順序でやるのが効率がいいか、どの作業はいらないかと言った風に考え、リストを並び替えたり、書き直したりします
次に掃除をするときはそのタスクの一覧表をみて掃除を実行するだけなので、考えなくてよく、ただ簡単なタスクを消化していくだけなので楽に掃除ができるようになるでしょう。
そして、常に改善を施していくとコレだけ効率化出来たという利益も実感できるようになるのでそれが掃除をする楽しみにもなります
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今回紹介したのはタスク管理と言われる手法の断片です。
タスク管理を極めれば、没頭している状態、楽しい状態で作業にとりくめ、仕事の生産性は上がり、好きなことに時間を使えるようになります。
まずマンガでタスク管理がどういうものかを知るのがてっとり早いでしょう。